
従来はこの様に高価なモジュールを多数組み合わせて「すごいシステム」を構築していました。
たとえ安価なステップモータを使用しても、或いはモータとドライバをくっつけた安価な一体型モータを使用したとしても、結局のところ全体は「すごいシステム」になってしまっていました。
ところが、
スマートモータを使えば、同じ機能を持つ装置がこんなに簡単になってしまいます。
シーケンサやコントローラやドライバを収納するための立派な収納盤も不要です。
見るからに安くて簡単そうです。
タッチパネルを直接スマートモータに接続して設定や制御をすることができます。
例えば、定価5万円程度のローコストタッチパネルを使用しても、それをスマートモータと組み合わせれば高い機能を持ったサーボシステムを安価で簡単に実現することができるのです。
従来は、タッチパネル→ シーケンサ→ モーションコントロ ーラ→ ドライバ→ モータという、高価で複雑で大きなシステ ムを構築するのが常識でしたが、これはもはや常識ではなくな りました。
タッチパネルがRS-232C通信を使って単純なASCIIコードをスマートモータとの間で送受信します。 しかし、タッチパネルは事細かな指令をスマートモータに与える必要がありません。
タッチパネルから入力した値をそのまま「まる投げ」でスマートモータに送りつけ、スマートモータ自身が「考えて」適切な 動作を実行する(良きに計らう)、ということができるからです。
そして、このシステムはタッチパネルとスマートモータを一本のケーブルで接続するだけの構成です。
これほど単純なシステム構成がかつてあったでしょうか?
スマートモータに予め簡単なプログラムを書き込んでおき、タ ッチパネルがそのプログラムのサブルーチンを指定して実行させたり、具体的コマンドを与えたり、必要に応じてモータ内の任意のパラメータを書き換えたりする、というのが「上手な」 使い方です。
センサやスイッチ類もスマートモータのI/Oポートに直結してしまいましょう。
右図の様に、スマートモータに直接スイッチやセンサを接続 して自律動作させます。
この例では、圧力センサ1と圧力センサ2でシリンダ1とシリン ダ2の圧力を検出して、各センサの出力(アナログ電圧)をスマートモータのI/Oポートから取り込みます。
スマートモータは、シリンダ1とシリンダ2の圧力の関係を予め定められた値にする様にバルブを制御します。例えば、シリンダ1の圧力を三乗した圧力がシリンダ2に得られる様に制御することもできますし、シリンダ1の圧力に1気圧を加えた値に シリンダ2の圧力を制御することもできます。 或いは、二つのシリンダの気圧の和や差を一定に保つこともで きます。
これは、スマートモータに書き込む簡単なプログラムで設定します。
また、例えば装置の故障などによってシリンダ2の値がある値を超えたら、スマートモータがアラームの表示ランプを点滅 させたり、安全弁を作動させるという様なこともできます。
設定スイッチやボリュームなどもスマートモータのI/Oポー トに直結します。
これにより、動作モードや設定値の組み合わせや、スマートモ ータ内プログラムのサブルーチンの選択などを作業者が行うこともできます。
動作の変更も、配線を変更することなくスマートモータ内のプログラムの一部を変更するだけで、簡単に行うことができます。
床に貼ったテープを検出して自走する様なAGVへの応用もで きます。上図の圧力センサのかわりに、テープを検出する磁気センサなどを接続し、スマートモータ内のプログラムを変更すればOKです。

上図の様にスマートモータを必要な数だけ単純にデイジーチ ェーンで接続すれば(モータ連結ケーブルを使用)、多軸構成のシステムを簡単に実現できます。(最大100台を制御可能)多軸システムの制御に必要な各スマートモータの番号(アドレ ス)は、通電と同時に自動取得させることもできますし予めスマートモータに設定しておくこともできます。
それぞれのスマートモータに対して個別に(或いは多数のス マートモータに対して一括で)RS-232C通信でコマンドを送って直接制御することもできますし、各スマートモータに予め書 き込んでおいたプログラムやサブルーチンの実行を指示することもできます。
上記の動作を組み合わせ、各スマートモータを自律動作させつつモータ同士を通信させて制御することもできます。 また、同期信号を使って各スマートモータの同期運転もできます。
制御のマスタ(コントローラ)にはパソコンやシーケンサを利用することもできますが、1台のスマートモータをマスタと して使用して、そのスマートモータ自身と他のスマートモータ を同時に制御すれば、スマートモータのみで多軸システムを構成することもできます。
既存のデイジーチェーンへのスマートモータ追加(増設)も簡単です。
そうです。追加モータを連結ケーブルでつなぐだけで完成です。
また、RS-485やオプションのデバイスネット等のフィールドバスを使った多軸構成も可能です。
さらに、オプションのNCソフトウェアを使った多軸リアルタ イム制御も可能です。
1. サーボモータ、ドライバ、モーションコントローラ、I/O モジュール、シーケンサ・パソコン機能・制御ソフトウ ェアなど全ての機能を一体化したため、モータだけで制 御系を構成できます。
2. 多彩なインタフェースに対応します。
操作性に優れた直感的なユーザインタフェースを持つソフトウェアです。
スマートモータにキーボードやマウスから指令を与えたり、スマートモータ内部状態をモニタすることができます。
サーボパラメータのチューニングや、モータに書き込むユーザプログラム作成も簡単に行うことができます。
このソフトウェアはプログラムのデバッガやコンパイラ、及びROMライタの機能も持っていますし、ジョグ動作や装置の試 験運転も簡単に行うことができます。

スマートモータ付属のパソコンソフトウェアをお持ちのウィンドーズパソコンに インストールして、簡単にスマートモータの操作と設定を行うことができます。
パソコン、スマートモータ、電源をケーブルで接続すればセットアップ完了です。
スマートモータは、特注で下記のオプションにも対応可能ですので別途ご相談下さい。
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